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知っておくと選ぶときに役に立つ蓄電池の容量について!分かりやすく解説

2023年04月20日
知っておくと選ぶときに役に立つ蓄電池の容量について!分かりやすく解説

東日本大震災以降、注目を集めているのが蓄電池です。地震や大型台風で停電が続くと、蓄電池は大いに役立ちます。災害時の大切な連絡手段、スマホも充電可能です。とはいえ、蓄電池にはスマホから家庭用まで、さまざまなタイプがあります。さらに溜められる容量や電圧など、分かっているようで分かっていない蓄電池について、容量を中心に解説します。

 

1.そもそも蓄電池の容量とは?

蓄電池は、充電することで何度も繰り返し使用できる電池のことです。蓄電池はスマートフォンのバッテリーや、今、注目を集めているEVカーなど、身近なところで多く使用されています。アルカリ電池の単二や単三は蓄えている電気がなくなれば使えなくなり、これらの電池は一次電池と呼ばれています。一方、蓄電池は二次電池と呼ばれ、充電ができて、繰り返し使用可能です。

 

1-1.蓄電池の容量は溜められる電気の量

蓄電池の容量は溜められるエネルギー量(電気の量)の目安となる値です。蓄電池の容量はkWhで表記します。

 

基本的には、容量が大きい蓄電池ほど、長時間使用することが可能です。消費電力が大きい電気製品を長い時間使用する場合は、容量の大きい蓄電池が必要です。 

 

蓄電池で容量とともに重要になるのが出力です。出力の単位は「kW(キロワット)」「W(ワット)」で表し、大きな数字ほど出力が大きく、一度に使用できる機器の種類が多くなります。

 

2.1日の必要最小限の電気量は7kWh

電気使用量は季節、地域、使用する家電の種類など、実際には個々の家庭で異なってきます。しかし、一般的な4人家族の世帯では、1日あたりの電気使用量の目安は約15kWhです。自然災害などで停電になった緊急事態の場合は、最低限必要な電気器具に絞って使うとすると、容量は約7kWhまで下げられます。これだけの容量があれば、一日中停電になっても必要最小限の家電を使った生活が可能です。

 

2-1. 7kWh以上の蓄電池が望ましい

太陽光発電と連動する家庭用蓄電池の容量は、メーカーや機種によって、豊富なラインナップがあるため、購入する際に悩むポイントです。災害時の必要最小限の電力量が、7kWh程度と見込められるので、最低でも7kWhの容量のあるタイプがおすすめです。最近は大型も出てきて、10kWh以上の容量の蓄電池もあります。

 

3.家庭用蓄電池が注目を集めている理由

多くの家庭で太陽光パネルが設置されています。その太陽光発電と連携する蓄電池の性能が注目を集めています。最近の災害が頻発する日本において、停電時でも電気を使える、太陽光パネルとその発電システムの一部になる蓄電池は、注目の的です。大きな災害に見舞われたときは、長時間に及ぶ停電になる可能性があり、蓄電池が活躍します。

 

電気が使えないと、食料の保管庫である冷蔵庫が機能せず食べ物が傷み、お風呂は使えず、暑い時期や寒い時期はエアコンや暖房器が使えません。家庭用蓄電池を備えておけば、その電気を使えて、生活の不便さが軽減されます。以下で家庭用蓄電池の3つのタイプについて紹介します。

 

3-1.ハイブリッド型家庭用蓄電池

1割以上の家庭に設置されている太陽光発電を、最も効率よく機能させるのが、ハイブリッド型家庭用蓄電池です。太陽光発電と電力会社の電力を、バランスよくコントロールできるパワーコンプレッサーを採用したタイプで、太陽光発電が蓄電池に直接充電され、家庭の出力容量に応じて電力が利用できます。

 

このタイプの最大の特徴は、停電時でも天候次第で、発電した電気を使いながら充電できる点です。太陽光パネルで発電した電気を家庭用に供給して、残った電力は蓄電池に充電可能です。災害など、長期停電時でも太陽光発電システムの発電電力と蓄電池の蓄電電力を使い続けられます。

 

3-2.単機能型家庭用蓄電池

単機能型家庭用蓄電池は、停電時に太陽光発電の発電電力を「自立運転」に切り替えて使用することになり、専用コンセントから1.5kWの発電量が使用できます。また、停電時の太陽光発電システムの運転切り替えは手動です。停電時は太陽光発電の発電電力の、ごく一部しか蓄電池に充電できないので、長期間の停電になると、十分に対応できないこともあります。

 

3-3.スタンドアロン型家庭用蓄電池

スタンドアロン型家庭用蓄電池は、太陽光発電が設置されていない家庭向けの蓄電池です。家庭用のコンセントから充電できます。設置も容易で低価格な家庭用蓄電池ですが、停電の際には充電できず、容量も小さくなり3.5kWhほどです。ただし、太陽光発電装置がないマンションにも設置できます。

 

4.まとめ

スマホやEV車など、蓄電池が注目を集めており、そのようななかで、家庭用の蓄電器が注目されています。自然災害が多い日本で、停電時の電源として需要が高まっています。ただし、現在の家庭用蓄電池の容量は大量に電気を溜められませんが、緊急時対応では充分に活躍できる機能です。

 

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